Research mode (リサーチモード)
重要キーワード (4 語)
Research
(リサーチ)
— claude.ai の多段検索+引用付きレポート機能。Web Search の上位互換的なエージェント
Multi-agent research
(マルチエージェントリサーチ)
— Opus が計画を立て、複数の Sonnet サブエージェントが並列で検索・要約する仕組み
Citations
(引用)
— 回答内の各主張に出典 URL を紐付けて表示する機能
Sources panel
(ソースパネル)
— Research の結果に並ぶ「参照したサイト一覧」
Research mode とは
claude.ai の Research は、Claude が 検索計画 → 並列検索 → 反復深掘り → 引用付き要約 を自動で回す 多段リサーチエージェント。 通常の Web Search トグル (1 回の検索) とは違い、複数のサブエージェントが同時に異なる切り口を調べ、結果を統合します。
[ユーザーの問い]
↓
[Lead Agent (Opus)] ← 計画を立てる: 何を、どの順で、どこから調べるか
├─[Sub-agent 1] 公式サイト
├─[Sub-agent 2] ニュース記事
├─[Sub-agent 3] フォーラム/Reddit
└─[Sub-agent 4] 学術論文
↓ 各自が要点を抽出
[統合・引用付きレポート]
数分〜十数分かかるが、ChatGPT の Deep Research や Perplexity Pro よりも速いとされ、 「30 分かかる調査を 5 分で終わらせる」 が公式の謳い文句。
Web Search との違い
| Web Search (トグル) | Research mode | |
|---|---|---|
| 検索回数 | 通常 1〜数回 | 数十回〜100 回以上 |
| 並列性 | 直列 | 複数サブエージェントで並列 |
| 引用 | あり (簡易) | 詳細・出典 URL 一覧 + 該当箇所紐付け |
| 所要時間 | 数秒〜10 秒 | 数分〜十数分 |
| 消費トークン | 少ない | 多い (コスト消費が大きい) |
| 向き | 「今日の株価は?」 | 「市場 X の競合 5 社を調査して比較表」 |
| プラン | Free でも可 (制限) | Pro 以上 |
Connectors との連携
Research モードは Web 全体に加え、有効化済みの Connectors (Google Drive / Notion / GitHub / Slack 等) も同時に検索対象 にできる。 つまり「社内ドキュメントと公開情報をまたいだ調査」が 1 リクエストで可能。
例: 「自社の Q3 戦略文書 (Drive) と業界の最新トレンド (Web) を統合して、来期戦略案を作って」
いつ使う / 使わない
✅ 使うべき - 競合比較・市場調査・出典が要る記事の下調べ - 「数十のサイトを横断して整理してほしい」系 - 自分が調べる時間を 数十分ぶん削減 したい時 - 引用付きで提出資料に転用したい時
❌ 使わない - 雑談・ブレスト (オーバースペック) - 答えが 1 サイトに載っているような単純な事実確認 → Web Search で十分 - リアルタイム性が秒単位で必要 (ライブの株価など) - プロンプトを反復しながら作る作業 (毎回数分待つことになる)
プロンプトのコツ
Research mode は 「最終アウトプット形式」を最初に指定する と精度が一気に上がる。
良い例:
「日本国内の AI 議事録 SaaS 上位 5 社の料金・特徴・主要顧客を、出典 URL 付きの比較表 (Markdown) で。
Free / Pro / Enterprise の各プランの最安値を必ず明記。最終確認日は 2026-05。」
悪い例:
「AI 議事録ツールについて教えて」(範囲が広すぎ、何分でも調査し続けてしまう)
注意点
- コスト消費が大きい: Pro でも毎日大量に回すと月の制限に当たる可能性
- 生煮え情報を信じすぎない: 引用元を最低 2〜3 個は人間が直接見て検証する
- 時間 / 場所依存の情報 (本日のニュース等) は通常通りカットオフがあり得る → 引用日付を確認
- 機密プロンプトに注意: 入力した質問は外部サイトには送られないが、計画段階で要約されてサブエージェントに渡る
日本の AI 議事録 SaaS の上位 5 社 (国内売上ベース) の比較表を作ってください。料金 (Free/Pro/Enterprise の最安) / 主要機能 / 主要顧客セグメント / 最近のリリース、を出典 URL 付き Markdown 表で。最終確認日は今日 (2026-05) と書いてください。