C
Claude Academy
IDE Integration vs CLI

IDE 統合 (VS Code / JetBrains) と CLI の使い分け

約 12 分 · クイズ 4 問 · 演習 2 問
重要キーワード (3 語)
Inline Diff (インライン差分) — IDE 上で Claude の編集案を行レベルで承認/却下する UI
Selection (選択範囲) — IDE で選んだコードを Claude にコンテキストとして渡す機能
Side Panel (サイドパネル) — VS Code / JetBrains で Claude Code をパネル表示するモード

CLI vs IDE — どっちを使う?

Claude Code は CLI / VS Code 拡張 / JetBrains プラグイン / デスクトップアプリ / Web 版 の複数形態で同じバックエンド (同じセッション・同じモデル) を共有します。 どれを使うかは作業スタイル次第で、混在も普通です。

比較表

観点 CLI VS Code / JetBrains 拡張
起動 claude 一発 IDE 起動 → サイドパネル
差分プレビュー テキスト表示 行ごとに承認 (インライン diff)
選択範囲指定 @file.py:10-30 マウス選択 → 自動コンテキスト化
複数ファイル一覧 @dir/ で開示 エクスプローラから複数選択可
ターミナル統合 ネイティブ IDE 内ターミナル
画像 (スクショ) クリップボードから貼付 ドラッグ&ドロップ
マルチプロジェクト タブを使い分け IDE のワークスペース機能
キーバインド シェルそのまま IDE のショートカットを再利用
学習コスト 低 (コマンド数語) 中 (拡張の UI に慣れが要る)
得意な作業 大規模リファクタ / Bash 駆使 / CI 連携 小さな編集ループ / レビュー / UI 微調整

VS Code 拡張のセットアップ

  1. 拡張機能タブ で「Claude Code」を検索 → インストール
  2. または CLI から: code --install-extension anthropic.claude-code
  3. コマンドパレット (Ctrl+Shift+P) で Claude Code: Open を実行
  4. サイドパネルが開く → 既存 CLI セッションを引き継ぐ or 新規開始

VS Code 拡張の便利機能

  • Inline Diff: Claude が編集を提案すると、ファイル上に差分が直接表示。✓ で個別に承認、× で却下
  • Selection to Claude: コードを選択 → 右クリックメニュー or Cmd+Esc でその範囲だけを Claude に投げる
  • Status Line: 下部にトークン消費・モデル名・現在 mode が常時表示
  • Diff Approval: 大規模編集を「ファイル単位」「ハンク単位」で個別承認できる
  • Inline Quick Fix: エラー行で電球アイコン → 「Claude に修正させる」

よくある使い分け

シーン 推奨
「この関数だけリファクタ」 VS Code 拡張 (関数を選択 → 依頼)
「リポジトリ全体のテスト追加」 CLI
「PR レビュー」 VS Code 拡張 (差分プレビューが視覚的)
「CI で claude -p を回す」 CLI
「ターミナル中心の作業」 CLI
「UI 開発で見た目を直す」 VS Code 拡張 (スクショ貼付 + プレビュー)

JetBrains プラグインのセットアップ

  1. SettingsPlugins → Marketplace で「Claude Code」検索
  2. インストール後 IDE 再起動
  3. 右サイドバーに Claude Code ツールウィンドウが追加
  4. Tools メニュー → Claude Code: Login

JetBrains 特有の便利

  • Refactoring との連携: IntelliJ の「メソッド抽出」「リネーム」をプロンプトベースで実行
  • Run Configuration: テスト失敗時に「Claude に修正依頼」アクション
  • Database Tool 連携: SQL 結果のスクショを Claude に渡せる

CLI ↔ IDE のセッション共有

同じセッションを CLI と IDE で行き来できる:

# CLI で開始
$ claude
> ログイン機能を追加して... (作業中)

# 別端末 / VS Code を開く → 「セッションを引き継ぐ」を選ぶ
# → 同じ会話の続きが IDE で見られる

セッション ID は ~/.claude/projects/<repo-hash>/ 配下に保存。

実用パターン: 「IDE で書き始め、CLI で仕上げる」

[VS Code] 1. UI コンポーネントを選択 → Claude に「ここに loading 状態を追加」
            → Inline Diff で承認・微調整

[VS Code] 2. テストを選択 → 「同じパターンで edge case を 3 つ追加」
            → 個別承認

[CLI]    3. ターミナル切替: claude --continue
            > 全テスト実行して、失敗があれば修正

[CLI]    4. > git add -A && コミットメッセージは前の作業に基づいて

[VS Code] 5. PR 画面で diff を最終確認 → push

どちらを使う? (おすすめ)

  • 🆕 初心者: まず VS Code 拡張 から。視覚的で安全
  • 🛠️ 中級者: CLI と VS Code の 両方。タスク単位で使い分け
  • 🚀 上級者: CLI 中心。IDE はレビュー時のみ
  • 🤖 CI/自動化: CLI のみ (claude -p でスクリプタブル)

💡 どれを選んでも同じバックエンド。気分やタスクで切り替えていい。

Hands-on 演習

演習 1: VS Code 拡張で Inline Diff を体験

VS Code に Claude Code 拡張をインストールし、以下を試してください。

  1. 既存ファイルの関数を選択 → 右クリック「Claude Code: Edit Selection」
  2. 「この関数を docstring 付きにリファクタして」と依頼
  3. Inline Diff で変更を行ごとに承認/却下
  4. 別のファイルでも同じ操作を繰り返し、複数ファイル承認の感覚を掴む

観察ポイント: - 選択範囲だけを編集してくれるか (関係ない場所をいじっていないか) - 承認/却下の判断速度 (CLI のテキスト diff より速いか?) - IDE 自体のリンタ警告が出ないか

▶ Playground を開いて実行
💡 ヒント

Inline Diff は「ハンク単位の承認」が便利。すべて OK ならファイル全体を一括承認。一部だけ気に入らなければハンクごとに却下。

演習 2: CLI と IDE のセッション往復

1 つのタスクを CLI で開始し、途中で VS Code に切り替え、最後また CLI に戻ってください。

手順: 1. CLI で claude 起動 → 「TODO アプリを Flask で作って」と依頼 2. 雛形ができたら一旦止め、VS Code を開いてセッション引き継ぎ 3. VS Code でテンプレ HTML を Inline Diff で編集 4. CLI に戻り claude --continue で続き → 「テストを書いて実行」

観察ポイント: 同じセッション ID を共有しているか、文脈が途切れていないか

▶ Playground を開いて実行
💡 ヒント

IDE と CLI で別セッションになってしまった場合は、~/.claude/projects/ 配下のセッション ID を確認して --resume で同期できます。

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